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2018年12冊目: AIとBIはいかに人間を変えるのか

はじめ、タイトルを見た時に

BIをビジネスインテリジェンスだと勘違いしていた。

 

本当はベーシックインカム

 

蒸気機関やエンジン、電力が圧倒的に人間を肉体労働から解放したように、AIが圧倒的な生産性で単純な知識労働や専門知識を必要とする知識労働のコストを削減していく。

 

日本の経済的な成長は各国に比べて鈍化しており、相対的には下降している。

また、国内の経済的な格差は


拡大し、貧困層の中には餓死する人もいる。

最低限の生活保障をする社会的な制度は複雑化し、運営コストがかさみ、不正受給の予防のために保障を受けるべき人でも行政担当者の判断で受給できないケースもあるという。

 

我が国は先の大戦では、後半、劣勢になり多くの国民の命が保障されなくなっても、沖縄の地上戦、本土空襲、長崎、広島と壊滅状態へ進んでいった国だ。

格差社会による最低限度の生活が保障できない層が貧困に苦しみ、食べるための労働に追われて、それでも餓死してしまったり、教育の機会が奪われている。優しくない不幸な社会へと壊滅的に進んでしまう可能性がある。

格差の上位にいる富裕層は経済的には成功したが、ノブレス・オブリージュの精神がなく、各国に比べ社会への寄付活動をおこわない。

 

これらの状況と課題を解決する仕組みがベーシックインカムだ。

最低限の生活を送ることができる金額の現金給付を全国民に行うのだ。

 

AIの進展とBIの導入は有史以来の人の生き方を変革し、食べるための労働から解放された人々は、自分が本当にやりたいことをして生きることができるのである。

 

ベーシックインカムの導入は難しいと言うのは誰でもできる。

私は日本の再生能力を信じてベーシックインカムの導入に賛同する

 

AIとBIはいかに人間を変えるのか (NewsPicks Book)

AIとBIはいかに人間を変えるのか (NewsPicks Book)